職場の人間関係や恋愛、友人知人との付き合いなどは、その最たるものですが、 一見、人間関係とは無関係そうに見える、お金や健康の悩みなども、 とことん掘り下げていけば、結局は「人」に行き着くことが多い。 それだけ、人は、人との関係性の中でしか生きられない。 人生は、人と人との間にしかない、と私は思っています。 実際、退職理由の本音の8割くらいは、「人間関係」というし、 逆にいえば、少々不満があっても、職場の人間関係がいいとなんとか耐えられたりするものです。 お金はたしかに、人間関係とはちょっと違うようにも思えます。 でもたとえば極端な話、借金苦で命を絶とうかとまで追い詰められたとき、 悲しいのは、誰にも相談できない、助けてもらえない、という孤独感のような気がします。 健康だって、そうです。たしかに病気は、理不尽にその人を襲います。 神も仏もないのか、と運命を呪いたくもなるでしょう。 でも、それでも、苦しみを一人で抱えているのか、寄り添ってくれる人がいるのか。 もちろん、それで病気が治るわけでも、痛みが消えるわけでもありませんが、「誰にも分かってもらえない」という孤独感は、少しは和らぐのではないでしょうか。 実際に、私の友達は、40歳という若さで病気で亡くなりましたが、息を引き取る瞬間まで手を握ってくれていたパートナーがいました。 彼女はもっと生きたかっただろうし、不運だったかもしれませんが、決して、不幸ではなかった。私はそう信じています。 四柱推命を学んでいると、自分の命式だけでなく、いろいろな人の命式を見るようになります。 すると、「この人、強がってるけど、めっちゃ弱いなぁ」とか、 逆に、「この人、あんなにおとなしいのに、我の塊だな」とか、 「ドライに見えて、めっちゃ、執着心強いなぁ」とか、 それぞれが、それぞれの“ゆがみ”を抱えて生きていることが、見えてきます。 だから、嫌いな人や苦手な人に会ったときは、ぜひ、なんとかその人の誕生日を聞き出して、命式を見てみてください。(時間までは聞きだしにくいのが残念ですが) 私は今まで数えきれないほどの命式を見ていますが、完璧に整った命式などありません。みんな、何かしらの「生きづらさ」を抱えています。 自分だけじゃない。みんな、頑張って生きてるんだなぁ。 それだけで、ほんの少し、優しい気持ちになれます。