心理学で有名な「ジョハリの窓」、ご存知ですか? 人間心理へのアプローチで、4つの窓があると言われています。 開放の窓:自分も知っていて、他人も知っている領域 秘密の窓:自分は知っているけど、他人は知らない領域 盲点の窓:自分は気づいていないが、他人からはよく見えている領域 未知の窓:自分も他人も知らない領域 四柱推命で家族や友人知人、職場の人の命式をみてみると、 「え?この人が身弱!?」とか「え?この人プライドの塊?全然違うけど?」などと思うことはよくあります。 それはもしかしたら、「秘密の窓」や「未知の窓」なのかもしれませんね。 大人になればなるほど、人は「本当のこと」を言わなくなります。 それは保身や損得かもしれないし、見栄やプライドかもしれないし、 はたまた、人を傷つけないためということもあるでしょう。 社会に出て、荒波にもまれ、立場ができ、守るものができ、敵と味方の区別もつかなくなるときもあります。 とくに職場では、役割を演じてる部分もあって、長い間一緒に働いていても、まったく本音が見えてこない人もいます。 穏やかな人だと思っていたら、実は誰よりも嫉妬深かったり。 明るく元気いっぱいに見えて、内心には深い闇を抱えていたり。 自信満々に見えて、実は自己評価が著しく低かったり。 出世なんて興味なさそうに見えて、実は誰よりも承認欲求が強かったり。 表に見えている姿だけが、本当のその人ではありません。 だから私は、命式を見ながら「この人は本当はどんな人なんだろう」と考えるのが好きなのかもしれません。 逆に、自分の命式を読み解いていて、「盲点の窓」や「未知の窓」を知ることもあります。 たとえば、知性の星である「水」が「土」で濁ると、 考えが濁ってずる賢さや計算高さとして出ることがあります。 たしかに、考えてみれば、あのとき……。 そんな発見に驚かされることもあるでしょう。 欠点や課題があるなら、そこを自覚できるだけでも十分価値があります。 分かっていても直せないのと、分かってすらいないのでは大違い。 四柱推命は未来を予測するためだけのものではなく、自分自身を知るための道具でもあります。 この星は、どの窓の中にあるんだろう。 そんな視点で命式を見てみるのもおもしろいかもしれません。